キングカズの警備 アルバイト

キングカズの警備をしました!

大学時代の話ですが、とある警備会社で警備のアルバイトをしました。

 

警備のバイトといってもいろいろあるのですが、僕は図々しくも工事現場などおじさんばかりの現場はすべて断り、イベント関係など、ちょっと華やかっぽい仕事だけをやっていました。

 

その中で一度、サッカースタジアムでJリーグの試合の警備というのがありました。
Jリーグが始まって間もなかった頃です。
当時注目されつつあったJリーグなので、僕はもちろん手を挙げ、うまくそのバイトにありつくことができました。

 

当日、サッカー選手に会えるかなあと期待して行きましたが、残念ながらスタジアムの中や入り口など、選手に会えるところは先輩社員たちが既にびっちり配置されており、下っ端の僕は裏口という、誰も来ない、試合も見れないところに配置されました。

 

そしてただワーワーと歓声が聞こえる中、がっかりしながら誰もいない裏口で、僕はただぼーっと立っていました。

 

試合が終わり、観客も帰り、終わりの時間に近づいた頃、気づくと、急に周囲が慌ただしくなりました。
急に若い女性たちが集まりだしてきたのです。

 

何事かと思ったその瞬間、何と裏口からあのキングカズが出てきました。
そしてそれを待っていた女性ファンたちがここぞとばかりに裏口めがけて走ってきます。

 

マネージャのような人に「おい!警備!」と言われ、僕は我に返ってカズのもとに飛んでいき、騒ぐ女性たちを制しながら車まで誘導しました。
キングカズは笑顔で「ありがとう!」と言ってくれました。

 

あれだけの女性たちにもみくちゃにされたのは、後にも先にもあの時だけです。

 

やはり、世界のキングカズはすごかった!

 

警備アルバイト